Micro USBに終わりを告げる時!

Appleが MacBookでType-Cの使用を開始して以来、大手メーカーは、自社の製品でUSB Type-C を採用してきました。またType-Cは、最大のマーケットシェアを持つスマートフォンであるAndroidフォンでも使い始められています。さらに、iPhoneは2019年にType-Cへ切り替えるとの噂もあります。概して言うと、Type-CがiOS、Android、およびPCのユニバーサル・インターフェイスとなる可能性が高いです。
Type-Cの最大の利点は、その統合能力です。表裏の差し込みミス(Micro USB ユーザーで頻繁における問題)がないことに加え、Type-Cは充電中に統合PD(Power Delivery)を提供できます。
通常、消費者は少なくとも2台の電子機器を使用および携帯しており、それぞれ充電器が異なります。たとえば、スマートフォン、タブレットPC、モバイルバッテリー、およびノートPCです。PD技術を使用した充電器は、PD技術対応のスイッチを使用して、1台の電子機器から別の機器へ充電したり電力補充したりできます。
また、最新のPD 3.0技術は、異なるメーカーの製品の統合を妨げる壁となっていたPD 2.0急送充電規格の互換性欠如の問題も解決しています。PD 3.0は低電圧と高電圧をサポートしており、電流はほぼ同じです。したがって、このPD版には同時に2つの急送充電技術と互換性があり、Qualcomm QCの高電圧・低電流の特徴と VOOCの低電圧・高電流の特徴を兼ね備えています。
このキーチェンジにより、市場で採用されているほぼすべての主な急送充電規格を、PPSを介して統合できるため、Type-Cが充電市場において唯一のインターフェースとなる可能性がさらに高まります。2019年は、さまざまな急送充電規格の競争が最終的に決着する年となりそうです。消費者は、ようやく、すべての機器で共通の充電器を使用できる便利さを期待できるようになりました。



